世界最高額は誰だ! 市場価値ランキング11~20位。トップに立った男とは【2024年最新版】
2023/24シーズンも後半戦に差し掛かり、欧州サッカーは一段と盛り上がりをみせている。そんなサッカー界で、優れたプレイヤーの指標の1つとも言えるのが市場価値であり、その額は年齢や活躍によって算出される。ここでは、サッカー選手の市場価値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。データは2024年2月15日現在)
20位:フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ/アルゼンチン代表) 生年月日:2000年1月31日 市場価値:9000万ユーロ(約126億円) 2023/24リーグ戦成績:23試合8得点7アシスト 20位には、史上初めて同じシーズンにワールドカップとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、プレミアリーグ、FAカップのタイトルを獲得したフリアン・アルバレスがランクインした。 母国アルゼンチンのリーベル・プレートで台頭したアルバレスは2021シーズンに国内リーグで得点王に輝く活躍を披露。これが評価されてマンチェスター・シティに引き抜かれると、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドという絶対的なストライカーがいながらゴールを重ね、序列を上げた今季はすでに昨季を上回る出場時間数を記録している。 アルバレスは両足と頭で強いシュートを放つことができる上に、本職のストライカー以外にもウイングやセカンドストライカーとしてもプレーできる。またキック精度が高く、ケビン・デ・ブライネの欠場時にはセットプレーのキッカーも務めていた。マルチに活躍できることから市場価値は上昇を続けており、現在はマンチェスター・シティ加入当時と比較をすると4倍以上アップの9000万ユーロ(約126億円)を叩き出している。まだ24歳と将来性も抜群で、近いうちに大台の1億ユーロ(約140億円)を超えても不思議ではない。
19位:エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード/フランス代表) 生年月日:2002年11月10日 市場価値:9000万ユーロ(約126億円) 2023/24リーグ戦成績:18試合0得点1アシスト 19位には、中盤にスター選手が揃うレアル・マドリードで不動のスタメンの座を掴んでいるエドゥアルド・カマヴィンガがランクインした。 2019/20シーズンに当時16歳で彗星の如く現れたフランスの逸材は、すぐにスタッド・レンヌの中心選手に定着した。2021年夏に移籍したレアル・マドリードでは加入当時こそサブでの起用が多かったが、昨季から出場時間が急増。今季に関しては怪我で離脱をしていた期間を除くほとんどの試合でスタメン起用されている。 スピードとリーチの長さに定評があるカマヴィンガは、対人守備で真価を発揮する。細身ではあるが、相手の懐に入るのが上手く、長い足を駆使してボールを刈り取る。またドリブルでの推進力やパスの上手さ、豊富な運動量も相まって、昨季は左SBとして多くの試合に出場していた。そんな同選手の市場価値は上昇を続けており、昨年10月には自己最高額の9000万ユーロ(約126億円)に到達。21歳ながら“常勝軍団”の中心選手に定着しており、その価値は今後さらに高まることだろう。