堺筋本町に居酒屋「魚屋亜門」 マグロに注力、「魚の魅力を伝えたい」
居酒屋「魚屋亜門(うおやあもん)」(大阪市中央区船場中央1、TEL 06-6484-5449)が大阪・堺筋本町にオープンして間もなく3カ月になる。(船場経済新聞) 【写真】こんがり焼けたマグロのカマ 店舗面積は22坪で、席数は43席。8月19日にオープンした。店長の中村健治さんは鮮魚店で13年勤務。イタリアンでの調理経験もあるという。海鮮料理に力を入れているといい、コンセプトについて「同じ価格帯の魚でもワンランク上の品を出す店」と説明する。 魚はマグロに力を入れているといい、生の本マグロを常時提供する。生本マグロの造り(1,500円)のほか、カマ焼きもある。「カマ焼きはランチで15食限定のメニュー(以上980円)としても提供する」と中村さん。メニューは定番のほか季節メニューをそろえる。「今年は戻りガツオや天然のブリもいい物が出回っている。旬の魚料理は黒板のメニューを見てほしい」と話す。 ランチは9種類用意。「本日のお刺身定食」(1,180円)や「鯖(サバ)の煮付け定食」などで、人気があるのはタルタルソースを添えた「特大アジフライ定食」(以上860円)やマグロユッケ丼(850円)という。 仕入れは毎日市場と密に連絡を取り、全国から旬のいい魚を取り寄せるという同店。中村さんは「一般にはなかなか流通しない地方のおいしい魚も提供したい。魚の魅力を多くの人に知ってもらえる店作りができたら」と意欲を見せる。 営業時間は、昼=11時~14時30分、夜=17時~22時30分。土曜(夜は営業)・日曜・祝日定休。
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