第77回カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作 映画『ANORA アノーラ』25年2月日本公開
第77回カンヌ国際映画祭最高賞 パルムドールを受賞した、ショーン・ベイカー監督最新作、映画『ANORA アノーラ』の日本公開が決定、公開日が発表された。 監督は、『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作『レッド・ロケット』と、アメリカの性産業従事者やマイノリティをユーモアを交えて描き、世界中で称賛を浴びてきたショーン・ベイカー。本作では、ニューヨークを舞台に、ロシア系アメリカ人ストリップダンサーの女性主人公のジェットコースターのようなロマンスと騒動を時にユーモラスに、そして真摯に描く。 主演はクエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で短い出演時間ながら強烈な印象を残したマイキー・マディソン。本作では主人公のアノーラを演じるだけでなく、脚本の段階からコミットしていたという。 今年のカンヌ国際映画祭の審査員長だったグレタ・ガーウィグは本作を「真実味がありつつも予想だにしない作品。(エルンスト・)ルビッチやハワード・ホークスのようなクラシックな映画の構造を思い起こさせた」と絶賛。今後、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞へのノミネートも有力視されている。 映画『ANORA アノーラ』は、2025年2月28日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部