折りたたみ式ミニベロでキャンプは可能!? 旅自転車の新たなスタイルを考える“バイクパッキング”を試してみた
例えば、テントは伝統あるダンロップ製。厚手のファブリックを採用しているので安心感が桁違い。2人用なので天気が崩れても快適に過ごせます。 とくにこだわっているのがマットレス。ペダリングで疲れたカラダを癒すため、50mmと厚めのモーターサイクル系のブランドのエアマットを使用しています。 モーターサイクリストの旅ギアには、携帯性と快適性をハイレベルで融合し、バイクパッキングでも使えるアイテムが多いのであなどれません。
●遊びのテーマは一つにしぼる
キャンプでは様々なアクティビティを楽しみたいもの。あれもこれもと欲張ると、それだけ自転車は重くなるので、遊びのテーマは一つにするのがおすすめです。 ミニベロバイクパッキングに合わせたいアクティビティは、釣りやカメラなど様々ですが、今回は焚き火を楽しむことに。遊び道具を積んだ分、食料を軽量なフリーズドライを中心にセレクトすることでバランスを取りました。
食事といえば小回りのきくミニベロの機動力を活かし、道中で出会った美味しそうなパン屋さんで買い込むのもよし、サイト設営後に周辺の美味しいものを探すプチツーリングに出かけるのも楽しそう。 また、輪行バッグを用意しておけば、途中で電車に乗ることも可能です。もっと遠くへ足を伸ばしたり、帰り道で楽をしたりと、自分にあったバイクパッキングのスタイルを見つけてはいかがでしょうか。
杉山元洋