純心中学校でジュニアアスリート講習会
長崎市の純心中学校で、NCCスポーツプロジェクト「ライジング!2024」の長崎県女性アスリート支援プログラム、ジュニアアスリート講習会が開催されました。 【写真】純心中学校でジュニアアスリート講習会
県大会で優勝し、来年1月に東京で行われるJr.ウインターカップに出場する純心中学バスケットボール部。強味である速攻を生かしたプレーを全国で発揮するため練習に励んでいます。 【バスケットボール部永本花歩主将3年】 「全部の大会でみんなが全力で戦えたらいいかなと思います」 【バレー部顧問吉村佳悟先生】 「他のやつが頑張ろうとしとる時に応援してやれる人間になれよ。みんなきついのは一緒なんだから。そこで休憩するのか応援するのか、それが組織力につながる」 【主将金石瑠嘉さん2年】 「負けないチームを目指していて、あと少しのところを頑張れるチームやお互いに言い合える関係であるチームを目指しています」 キャプテンの金石瑠嘉さんも中学生になり、体調の変化を感じていて克服したいと話します。 【主将金石瑠嘉さん2年】 「ちょっと貧血気味になってしまったり、すぐ体が冷えて体が固まってしまったりすることがあります。それを克服して自分がキャプテンとしてもチームの一員としても引っ張っていけるような選手になりたいです」 講習会には、バスケットボール部、バレーボール部、ソフトテニス部の生徒や保護者、指導者、およそ30人が参加しました。講師を務めるのは、諫早市の立石産婦人科医院に務めるスポーツドクターの小無田明美さん。選手たちはベストパフォーマンスを大事な大会に発揮できる体調管理の方法を学びました。 【JSPO公認スポーツドクター小無田明美 産婦人科医】 「(診療していると)ご飯食べると体重増えるからとか、ご飯食べると体が重くなって動けなくなりますとか言われます。でもそのご飯が今一番大事なものなのでしっかり食べてください」 バレーボール部の金石キャプテンが学びたいと言っていた「貧血」については…。 【JSPO公認スポーツドクター小無田明美 産婦人科医】 「貧血の原因ですね、貧血っぽい方もきょういらっしゃるみたいですけど、もちろん鉄分の摂取不足スポーツしすぎて鉄をどんどん使いすぎてしまう、月経の出血が多いとか成長、エネルギー不足これが一番問題になります。ずっと運動してると気がつかないままある日突然倒れるということもありますので、時々は検査をした方がいいのかなと思います」 【バレーボール部金石瑠嘉主将(中2)】 「主になるエネルギーが足りてなかったりとかしてるなと思ったし中学生になってちょっとご飯の量を減らしてしまっていたから、そこを小学生の時みたいにいっぱい食べられるように戻そうと思いました」 【ソフトテニス部田中綾乃主将(中2)】 「これから冬の練習になって水分を取ることを意識することが少なくなってしまうかなと思うので、今日をもとに部に呼びかけようと思いました」 【バスケットボール部永本花歩主将(中3)】 「ご飯をいっぱい食べてよく寝てJr.ウインターカップでは、最高のパフォーマンスができるように頑張ります」
NCC長崎文化放送