アザールが古巣チェルシーの新監督にまさかの人物を推薦! 我慢のお願いも「トップ4入りを望んでいるけど…今は過渡期なんだ」
ポチェティーノを労う「素晴らしい仕事をした」
チェルシーのレジェンドOBエデン・アザール氏が、古巣の監督人事に見解を寄せた。 昨季は屈辱の12位に終わったチェルシーは、再び大型補強を敢行し、マウリシオ・ポチェティーノ新監督のもと再出発を図った。しかし、一度傾いた船はなかなか元には戻せず。 【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! それでも終盤は調子を上げ、5連勝締めで、最終的には欧州のコンペティションに出場できる6位でフィニッシュしたが、21日にポチェティーノ氏との契約解除を発表した。 後任には、ブライトンを去るロベルト・デ・ゼルビ氏などが候補として挙げられるなか、アザール氏は英メディア『talkSPORT』を通じて、この話題に言及。推しとして、かつてチェルシーで共闘し、現在はセリエA昇格を果たしたコモでコーチを務める、セスク・ファブレガス氏の名を挙げた。 「コモにも私の友人がいる。彼は初めて監督になるかもしれない」 セスク氏は昨年11月にモレノ・ロンゴ監督が解任された際に、臨時で指揮を執ったことがあるだけで、トップチームでの監督経験はない。いきなりのビッググラブ挑戦は考えづらく、これはアザール氏なりのリップサービスだ。 昨年に現役を引退した33歳の元ベルギー代表はまた、ポチェティーノ氏への思いも口に。「少し悲しかったよ。素晴らしい仕事をしたと思う」と労いの言葉を寄せた。 「チェルシーのトップ4入りをみんなが望んでいるのは知っているけれど、今はちょうど過渡期なんだ。彼は偉大な監督だし、幸運を祈っている」 新たに名門復活の手綱を握るのは、いったい誰か。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部