楽天・古謝樹、自己最多108球投げるも本拠地初勝利ならず 2回に者連続適時打献上「立ち上がりが課題」
◇15日 楽天3―4広島(楽天モバイルパーク宮城) 楽天のドラフト1位左腕・古謝樹投手は本拠地・仙台での初勝利をつかむことができなかった。先発として自己最多の108球を投げたが、6イニングを9安打4失点で今季2敗目を喫した。 「自分としても立ち上がりが課題で、今回でさらに課題が見つかったのかなと思います」。この言葉の通り、2回は先頭で迎えた小園の中前打をきっかけに2死一、二塁と攻め込まれ、9番・二俣と1番・秋山に2者連続適時打を献上。球数が100球前後となり体力面の不安が出た6回にも坂倉と堂林に連続適時打を許した。 それでも今江敏晃監督から「縮こまらず全力でいけ。思い切って自分の球を投げろ」と激励され、3回からは3イニング連続で三者凡退に抑えた。その姿を見た指揮官は「2回は何かフワフワと抑えにいこうとしていたけど、それ以降は自分の球を投げられていた。次回に生かしてもらいたい」。本人も「今日をいい経験として次につなげていきたい」と前を向いた。
中日スポーツ