「みんなの力を出せば僕らの方が上だと思う」巨人・戸郷がきょう中４日登板で大一番決める…菅野らも準備の総力戦へ
巨人の戸郷翔征投手（２４）が２０日、チーム一丸となって日本シリーズ出場を勝ち取ることを誓った。先発するＣＳ最終Ｓ第６戦の２１日・ＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）へ向けて本拠でキャッチボールなどで最終調整。アドバンテージを含めて３勝３敗と負けられないことは変わらない。「大一番ですし、チーム一丸となって勝たないといけない試合になる。みんなの力を出せば僕らの方が上だと思うので、そのいい気持ちの中で明日臨めたらいいなと思います」。菅野らも登板準備しており、総力戦で勝利をつかむ。 先発した前回１６日の第１戦は佐野にソロを浴びるなどして７回途中２失点で敗戦投手に。それから中４日。前回の悔しさも背負いながら「ホームランはチームの流れを左右する。いいバッターも多いので注意するべきところは大きくなってきている」と警戒を強めた。 泣いても笑ってもこの一戦で決まる。「負ければ終わりですし、そういう面では踏ん切りもつきます。やるしかないので。やられたら終わりっていう場面ってあんまり経験なかったので、いい緊張感の中で試合を迎えられると思う」。セ・リーグの王者のプライドをかけて、若きエースが流れをつくる。（水上 智恵）
報知新聞社
