国内最高齢のクロサイ「トミー」死ぬ 大阪・天王寺動物園
天王寺動物園(大阪市天王寺区)は7日、飼育していた雄のクロサイ、トミーが死んだと発表した。36歳で国内最高齢だった。 【拡大写真】2018年4月には当時国内最高齢のジャガーだった「ジャガオ」が死んだ
昨年10月ごろから体調を崩しエサの与え方も変更
同園によると、トミーは昨年10月ごろから体調を崩し、投薬のほかエサの与え方を変更するなど対策をとっていた。 懸命な治療を行ってきたが、1月30日には寝室から出ることもできなくなり、7日早朝に死んだ。死因については現在調査中だという。
1982年広島の安佐動物園生まれ、1989年から天王寺へ
トミーは国内最高齢のクロサイで、1982年10月30日に広島県広島市の安佐動物園で生まれた。1989年9月18日に天王寺動物園に来園。同園で生まれ、2014年1月に死んだメスのサッチャンとの間に4頭の子が生まれている。トミーが死んだことにより、同園のクロサイは、オスのライ(7)とメスのサミア(5)の2頭となった。