【続報】転覆したマグロ漁船を再発見 大間沖から17キロ南東に流れ風間浦村下風呂の沖合へ 強風で近づけず引き揚げのめど立たず
大間漁協からの情報によりますと、午後11時22分頃「第二十八光明丸」と見られる漁船が大間埼灯台から東北東およそ2キロほどの場所に船底が見えた状態で転覆しているのが見つかったということです。 その後、波と風が強くなり、発見位置から北東およそ5キロのところで視界不良により見失ったこということです。
行方不明となっている藤枝さんは2019年の初競りで3億3,360万円の史上最高値をつけた278kgのクロマグロを釣った漁師です。 現場の海域は当時、西北西の風約7メートル、波約1メートル、海水温度11度でした。 関係者によりますと19日は豊洲市場での初競りに向け多くの漁船が漁に出ていたということです。 大間町の野﨑尚文町長は「私もすごい親しくしている船なのでびっくりして本当なのかなと。見つかって欲しいと思います」と話していました。 海上保安部のほか仲間の漁師たちや町役場の職員なども加わり藤枝さんの捜索が続けられています。