第93回選抜高校野球 東播磨へ寄付金 校長へ目録手渡し 稲美町など /兵庫
<センバツ2021> センバツに21世紀枠で出場する東播磨に22日、地元・稲美町から寄付金が贈られた。古谷博町長らが学校を訪れ、吉田博昭校長に目録を手渡した。 寄付金は、同町から100万円と、加古川、高砂両市、稲美、播磨両町でつくる東播臨海広域行政協議会から100万円。さらに、複数の有志グループからも寄せられているという。甲子園に応援に行く予定の全校生徒740人の交通費や応援グッズ、野球用具の購入などで活用される。 古谷町長は「東播磨は町の唯一の高校。高校の総合力でセンバツ出場が決まり、町の誇りだ。選手たちは力を発揮できるよう体調を整えて甲子園に臨んでほしい」と激励した。 吉田校長は「応援していただきありがたい」と感謝した。福村順一監督は「町の皆さんの期待を感じる。選手の準備は順調。恥ずかしくない野球ができるよう、応援の声を力に改めて頑張りたい」と意気込んだ。【後藤奈緒】 〔播磨・姫路版〕