トランプ氏が安倍昭恵さんに「就任前に会いたい」気持ちか 「シンゾー…」送られ続けた手紙 安倍元首相を20年以上追った番記者・岩田氏が明かす秘話
米CNNテレビによると、故・安倍晋三元首相の妻・昭恵さんは今週末、トランプ氏の自宅で夕食会を予定しているということだ。 【写真】トランプ氏が安倍昭恵さんに「就任前に会いたい」気持ち 2人は定期的に電話をかけているということなので、今回の夕食会は2人の直接の会話によって予定されたものだという。 20年以上にわたり安倍元首相の“番記者”として取材にあたっていたジャーナリストの岩田明子さんは、トランプ氏にとって安倍元首相との関係が非常に印象深いものだったと、13日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」の中で述べた。
■トランプ氏にとって印象深い安倍元首相との関係
岩田明子さん:(安倍元首相との関係は)やっぱりそれだけトランプ大統領にとっては、印象深い関係だったということだと思うんです。 トップ外交が好きな大統領ですから、安倍総理とのやり取りというのが記憶に残っていた。 それから市場開放を強く求めていたのに、『貿易交渉では負けたのも悔しかった』ということを言っているぐらいですから、非常に印象深かった。 安倍元首相の暗殺後、トランプ氏が昭恵さんと直接会う機会がなかったことも、今回の夕食会の背景にあると岩田さんはみている。 岩田明子さん:やっぱり暗殺されてから、ちゃんと対面で会っていないので、就任前に会っておきたいという思いがあったんだと思いますね。
■トランプ氏から安倍元首相へ頻繁な連絡「シンゾーからマツヤマに渡してくれ」
トランプ氏が安倍元首相に頻繁に手紙を送っていたエピソードを、岩田さんは明かした。 岩田明子さん:トランプさんから、安倍さんが退陣した後も手紙がしょっちゅう来ていた。 例えばゴルフのマスターズで松山英樹さんが優勝した時に、優勝の新聞記事に『おめでとう』ということを書いて、サインをしたものを安倍さんのところに送ってきて、『これ松山さんに渡してください』っと言うんです。 直接渡せばいいじゃないかと言うのですけれど、『いやシンゾーから渡してくれ』ということで、いろいろな手紙が来る関係でした。
■昭恵さんとメラニア夫人の交流 メラニアさんは早くから大谷選手に目を付けていた
安倍昭恵さんの活動的な性格や、メラニア夫人との交流について、岩田さんは次のようなエピソードも紹介した。 岩田明子さん:(昭恵さんは)例えば稲を育てたり、いろんな作物育てたり、みつばちを飼ったりとか、いろんなことに活動的な方です。 岩田明子さん:メラニアさんの誕生日が4月26日なんですけど、トランプさんと一緒に祝ってほしいと言われて、2対2でワシントンでお祝いの夕食をした時に、日本の野球談義に花が咲いた。 その時にメラニアさんが『ハンサムなあの選手は誰』なんて言って、 昭恵さんが『大谷翔平といいます』なんていうシーンもあったようですね。 2019年の時点でメラニアさんは大谷選手に目を付けていたことも、この会食から分かります。
■石破首相はトランプ大統領就任前の会談いまだ調整つかず
石破首相はトランプ大統領が就任前に会おうと計画したが、なかなかうまくいっていない。 岩田明子さん:(石破さん側の呼びかけに)『サウンズグッド』とは言ってもらったんですけれども、面会の時間はもらえなかった。でも他の大統領とか首脳は会っていますので、これからどうやって会談に道筋をつけるのかというところは課題です。 複数の外交チャンネルを持つことは重要だ。安倍昭恵さんとトランプ氏の夕食会では、どんな話がされるのか。注目が集まる。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!2024年12月13日放送)
関西テレビ
【関連記事】
- トランプ氏「勝利」トップ外交は『理想ではなく損得で』橋下徹氏が説くトランプ氏への対応 石破氏の理想主義は「トランプさんに毛嫌いされちゃう」
- 「“絶対”石破首相と合わない」専門家が語る『トランプ大統領』 早くも『勝利宣言』を出したトランプ氏 現地で感じる「バイデン政権への不満」
- 青山繁晴参院議員が自民党大阪府連の新会長就任へ 衆院選で15小選挙区全て維新に敗北 本人は大阪府連所属せず「獲得党員が府連に多数」
- 中学教師が「セックス」指導 “コンドームの付け方実践”や“出産シーン鑑賞”に挑戦 「先生セックス何回したことある?」なんて質問も
- 「限界ニュータウン」新築時2600万円が113万円 「だまされたとは思わないけど…」 “バブル期”開発 街から離れ、病院も学校もなく