水難事故や災害時“いち早い救助”へ GPS付きライフジャケット…先行予約開始 震災で失った同僚思い開発
■学校や介護施設・医療施設などへの配備を想定
そんな東日本大震災大震災の経験をもとに、沢山の思いが込められ開発が進められているGPS付きのライフジャケットは、去年10月に南三陸町の海で実証実験が行われ位置情報取得に成功。今年2月には仕様に関する実証実験を実施し完成しました。 今月20日からは、ガーディアン72のHPで先行予約がスタート。実際に運用を開始するのは来年の5月になる見通しとのことです。 高橋さんは「実際に逃げたくても逃げられないような状況の人たちが沢山います。そのことが東日本大震災の中で沢山の犠牲を作った」と話し、特に危険だと分かっていても避難が容易ではない子供がいる学校や高齢者がいる介護施設、医療施設などといった公共施設への配備を想定しているとのことです。 GPS付きライフジャケットについて「もう(次の災害が)いつ来るかわからないことですから、一日も早く多くの場所で備えてほしい」と願っています。