『相棒 season23』ヒロコママ登場も殺人容疑者に? 事件の鍵を握る青年役で西銘駿も出演
水谷豊主演ドラマ『相棒 season23』(テレビ朝日系)第6話に深沢敦と西銘駿が出演することが決定した。 【写真】笑顔のヒロコママ(深沢敦) 2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、20年以上にわたって続いてきた『相棒』シリーズ。警視庁150年目を迎える今年は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)のコンビも通算10シーズンを迎える“節目”の年だ。 深沢が演じるのは、シリーズでもおなじみのキャラクター・ヒロコママ。東京・新宿で、「薔薇と髭と…。」という名のゲイバーを営んでいるヒロコママは、『season1』第3話に初登場を果たして以来、度々事件にからんでは特命係と親交を深めてきた。同時に、おせっかいで人情家かつハイテンションという性格で知られ、前回登場した『season21』第15話では、5代目相棒・右京&薫コンビと久々の再会を果たした。 特命係と親交の深いゲイバーのママ・ヒロコが、殺人事件の現場付近で目撃され、そのまま姿を消した。殺害されたのは、NPOを利用したマネーロンダリング疑惑が掛かったコンサル会社の社長・幸田裕一郎。ヒロコが携わっているボランティア食堂を隠れ蓑に、脱税や援助の着服をしていたことが発覚。ヒロコが抗議に向かったというが、そのまま行方不明になっているらしい。 右京と薫は、ヒロコのボランティア仲間である泉川慎平(西銘駿)らと協力して捜索を開始する。いっぽう、捜査一課は司法書士の矢野拓海(柾木玲弥)から事情を聞いていた。矢野は、幸田に脱税方法を入れ知恵していた疑いがあり、最後に連絡を取っていたのも矢野だった。そんな中、幸田が10年前、いまだ解決されていない強盗事件にかかわっていた可能性が浮上してくる。 第6話でヒロコママが巻き込まれるのは、飲食業界専門コンサルティング会社の社長がオフィスで刺殺された事件。被害者はヒロコママが携わっているボランティア食堂やNPO団体への支援を隠れ蓑に、脱税やマネーロンダリングを行っていたばかりか、自治体からの援助も着服していたことが判明。憤ったヒロコママは「社長と話をつけて来る!」と言い残して店を出たまま、行方をくらましてしまった。右京たちはこつ然と姿を消したヒロコママを捜すことに。 第6話には、『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)で主人公の天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを演じた西銘も出演。西銘が演じるのは、ヒロコママのボランティア仲間である定時制高校教師・泉川。彼は行方がわからなくなったヒロコの捜索にも協力する好青年だが、事件の夜、現場の雑居ビルを訪れていた様子。“事件の鍵を握る男”となる。 さらに、今回はヒロコママが手料理“ヒロコスペシャル”を披露する場面も。これまで『相棒』シリーズでは、亀山美和子(鈴木砂羽)のオリジナル料理“美和子スペシャル”“シン美和子スペシャル”が右京たちを震え上がらせてきたが、一体ヒロコスペシャルとはどんな料理なのか。 やがて10年前に起きた“ある未解決事件”との奇妙な符号が浮かび上がり、特命係は思いもよらぬ真相にたどり着く。
リアルサウンド編集部