子どもが「最新モデルのiPhoneがほしい」と言って聞きません。そもそも小学生にスマホは必要なのでしょうか…?
iPhoneを与えるなら適切な設定をしよう
最新モデルを含むiPhoneの各モデルを与える場合は、小学生の子どもを守るためにも正しいデバイスの設定を行いましょう。デバイスの設定で必要な項目は、次の通りです。 ・Face ID、Touch ID、パスコードを設定する ・ファミリー共有を設定する ・小学生本人のApple IDとパスワードを用意する ・「探す」を有効にする ・「ペアレンタルコントロール」を設定する ・「承認と購入のリクエスト」を有効にする 保護者と同じApple IDでは子どもが保護者のコンテンツを見ることができてしまうため、子ども本人のApple IDが必要です。新しいApple IDを用意するとともに、保護者とのファミリー共有をしておきましょう。 また、「探す」の機能を有効にしておくことで、デバイスの位置情報を取得することができます。 ペアレンタルコントロールでは、不適切なコンテンツの購入やダウンロードを制限できるようになり、承認と購入のリクエストでは、子どもが承認を得てからでないとアイテムの購入や無料アプリのダウンロード、サブスクの登録ができないようになります。
まとめ
iPhoneは最新モデルでなくても10万円を超える傾向があり、小学生に与えるスマートフォンとしては比較的高額であるため、ぜいたくだと感じる方もいるかもしれません。 しかし近年では小学生のうちからスマートフォンを持たせているケースが多く見られ、全体の約50%が低学年のうちに持たせているのが現状です。親としては心配な面もあるかもしれませんが、小学生にスマートフォンを持たせるメリットがあるのも事実です。 頭ごなしに拒否するのではなく、親子で使用時間や使用ルールについて相談し、お互いが納得できる解決案を見つけていきましょう。 出典 東京都 家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査 Hamee株式会社 小学生の親子におけるスマホ利用実態調査(PR TIMES) Apple Japan合同会社 iPhone 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部