7月2日明け方、佐賀県内で激しい雨 唐津市で1時間40ミリ 土砂災害への警戒続く
梅雨前線の影響で佐賀県内は2日明け方にかけて激しい雨が降った。唐津市で40・5ミリの1時間雨量を観測した。佐賀地方気象台はこれまでに降った大雨で地盤が緩んでいるとして、「少しの雨でも土砂災害の起こる恐れがある」と警戒を呼びかけている。 2日は昼前まで雷を伴った激しい雨が降る恐れがある。河川の増水や落雷、竜巻などの激しい突風を注意を促している。次第に曇りや晴れとなる見通し。 気象台によると、6月29日の降り始めから7月2日午前6時までの雨量(速報値)は嬉野185・5ミリ、佐賀市駅前中央145ミリ、白石町135・5ミリ。 県災害情報連絡室によると2日午前6時現在、けが人や住宅などの被害は出ていない。神埼市神埼町志波屋の三本松川で護岸が崩れた。
中島幸毅