フットサル界の“岬くん”が大一番で初ゴール!仙台・浅野岬「明日も自分が点を決めて、絶対に勝ってF1に上がりたい」【Fリーグディビジョン1・2入替戦|ミックス/北海道vs仙台】
2月17日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にてFリーグ2023-2024ディビジョン1・2入替戦の第1戦が行われ、エスポラーダ北海道とヴォスクオーレ仙台が対戦。仙台が3-2で勝利した。 F1昇格を懸けた、2連戦の初戦。開始4分に貴重な先制点を決めたのは、18歳の新星・浅野岬だった。 「キャプテン翼」が大好きな父に育てられ、兄・翼とともに“ゴールデンコンビ”そろって特別指定選手として仙台の一員に。 大事な試合で起用されると、大先輩・森村孝志のシュートのこぼれ球を押し込み、待望のFリーグ初ゴールを決めてみせた。 「明日も自分が点を決めて、絶対に勝ってF1に上がりたい」 仙台の未来を背負うフットサル界の“岬くん”は、2試合連続ゴールとF1昇格を宣言した。
自分のことはノーマークだったと思う
──自身の得点を振り返って。 (森村)孝志さんなら絶対にシュートを打つと思っていたので、運よく自分のところにこぼれて来てくれて決めることができました。自分はピヴォでとしてゴールを常に意識しなければいけないので、本当に点数が取れてよかった。Fリーグ自体で初ゴールになったので、とてもうれしいです。 ──清水誠監督は「決めてくれると思っていた」と話していましたが、ご自身としても「今日は決めるぞ」という気持ちだった? 北海道も丸山(将輝)さんとか孝志さんにすごく警戒していたぶん、自分のことはノーマークだったと思うので、そういうところで点を取ったらチームにも盛り上がると思ってましたし、絶対に決めてやろうという思いではありました。 ──決めたあとはベンチに一直線でしたね。 自分はまだ未熟ですし、今よりも全然うまくない時からみんなも親身になって教えてくれたので、感謝の気持ちでいっぱいでした。
常に考えてやらないと、周りに置いて行かれてしまう
──聖和学園のフットサル部から特別指定選手になりましたが、もともとの将来の夢がプロサッカー選手だったところから、フットサルに転向したきっかけは? もともとサッカーとフットサルをどっちもやっていて、こうして仙台の一員として戦ったり、U-19日本選抜に入ったりして結果を出していくうちに、フットサルのプロ選手になりたいという思いが強くなりました。 ──特別指定になってから、どんなことを積み上げて、この結果に繋げられたと感じますか? 常に考えてやらないと周りに置いて行かれてしまうので、練習から意識を高くもってやってきたことが、報われたのかなと思います。 ──キャプテン翼が好きで、「岬太郎が自分のヒーロー」ということですが、お名前の岬はご両親もサッカーが好きだから? そうですね。自分も好きなのですが、もともとお父さんがキャプテン翼の大ファンで。兄も翼なので、完全にその影響です。
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