【ダイエット】正月太りしにくいのはどっちクイズ「忘年会ではエビの天ぷら?鶏の唐揚げ?」|CLASSY.
クリスマスパーティ、忘年会、寝正月、新年会・・・・年末年始は、気が付いたら+2kg、+3kgのイベントがたくさん。でも実は、食べ物の選択、食べる順番、食べ過ぎった後の応急処置でお正月太りは防げるもの。クイズ形式で学んで、今年の年始はヘルシーに迎えてみては!
正解は…「鶏の唐揚げ」でした! 肉よりも魚介の方がヘルシーな印象ですが、揚げ物におけるヘルシーさは、吸油率の高さがポイント。鶏の唐揚げの方が吸油率が低く、鶏肉からは良質のたんぱく質が摂れるので健康面でもおすすめです。
「エビの天ぷら」はここが不正解! 天ぷらは衣の分量が多く吸油率が高いメニュー。特にかき揚げや、ナスの天ぷら、表面積の多いシソの天ぷらには気をつけてください。 ちなみに、鶏の唐揚げと豚カツなら、豚カツの衣はパン粉をつけより油を吸収しているので、鶏の唐揚げが正解。エビフライとエビの天ぷらならエビフライが正解です。
さらに先生からの正月太り予防のポイントは?
『知っているようで知らない、正月太りを防ぐ基本のき』 ●迷ったらたんぱく質を摂取する。満足感を得られ、食べ過ぎを防げます。 ●浮腫むので、塩分の多いものの摂り過ぎに注意。摂り過ぎたら、野菜やカリウムを含んだ果物、海藻類を食べ排出を促して。一緒に食べるのがベストですが、時間差があっても摂らないよりは摂った方が◎。 ●睡眠不足も太る原因の1つ。約8時間寝るのがおすすめです。 ●血糖値が上がり続け、脂肪がつきやすい状態をキープすることになるのでダラダラ食べるのは避けて。お腹が空いたら食べるというリズムを作ること。外出中は食べないと思うので、初詣や初売りなどお出かけもおすすめです。 ●摂取した栄養は血流にのって全身に運ばれるので、健康の上も湯舟にきちんとつかり血流をアップさせて。 ●掃除、家事はエネルギーを消費するので運動不足解消としておすすめ。特に、エネルギー消費量が激しい掃除は、床のぞうきんがけ。 ●運動不足解消のためなら平らなところを歩くよりも、階段の上り下りがベスト。全速力で駆け上がって息が上がると有酸素運動になり、代謝がアップします。また筋肉がつくことで、更に代謝が上がる好循環に。食事を控えるよりも、太ももの裏など大きい筋肉を使った方が正月太りには効率的です。
教えてくれたのは・・・
■安中千絵先生 栄養管理士・フードディレクター。女子栄養大学栄養学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。「美味しく食べて健康」をモットーに、食品の企画開発ディレクション、レシピ開発、料理撮影、PR、栄養情報監修などに携わり、講演や執筆活動など幅広く活躍。著書に『太らないのは、どっち?!』(青春新書プレイブックス)『おやつで痩せる』(PHP研究所)などがある。 監修/安中千絵 取材/味澤彩子 イラスト/Hasegawa Madoka 編集/ガヤ美