ボールキッズへの態度を謝罪「彼女に謝りたい」イライラのはけ口に…<女子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に女子シングルス第30シードとして出場していたY・プチンセワ(カザフスタン)が1日にSNSを更新し、試合中にボールキッズへとった態度を謝罪した。 【動画】ボールキッズが困惑 選手がボール受け取らず プチンセワは日本時間9月1日(現地8月31日)に行われたシングルス3回戦で第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)と対戦。今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を果たしているパオリーニに対し、プチンセワは3-6, 4-6のストレートで敗れてしまったが、この試合の第2セットで問題の場面が発生した。 1ブレークダウンで迎えた第6ゲーム、プチンセワは2度のブレークチャンスを掴みながらも4度のデュースの末にパオリーニにキープされ呆然。ボールキッズは第7ゲームがプチンセワのサービスのため、2球を投げて渡したが、プチンセワは受け取る素振りを見せることなくスルー。ボールキッズは困惑しながらも3球目を投げ、ようやくプチンセワは受け取った。 この場面がSNSで拡散されると、プチンセワは“炎上”1日経った1日の夜に謝罪のコメントをインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)に掲載した。 「ボールガールが私にボールを渡してくれた時の態度について、彼女に謝りたいです。正直に言うと、彼女のせいではありません。ブレークポイントを握っていながらゲームを取れなかったことに本当に腹を立て、感情が空っぽになってしまい、何が起こっているのか、誰が私にボールをくれるのかさえ集中できなくなってしまいました。(全米)オープンではボールキッズ全員がいつものように素晴らしいプレーをしていました」 プチンセワは2020年の全米オープンで8強入りしている実力者だが、今大会は後味悪い大会となってしまった。