IBFフライ級王者アラヤが寺地、ユーリ阿久井との統一戦を希望「魅力を感じるのは統一戦」
プロボクシングIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(24=メキシコ)が日本勢の他団体王者との統一戦に強い意欲を示した。 軽量級ホープで「亀田家」の秘蔵っ子と言われる森脇流星(20=KWORLD3)のスパーリングパートナーとして来日中。12日に大阪市内で行われた森脇の次戦発表会見にアヤラが飛び入り参加。16日にABEMAボクシング公式ユーチューブチャンネルでアヤラが飛び入り参加した模様が更新された。 アヤラは「日本人とスパーリングして日本人の感覚を勉強しています。今後、(世界)4団体の他王者のうち2人と試合ができればと思います」と統一戦を熱望した。 ターゲットとした2人とはWBA同級王者ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)、WBC王者寺地拳四朗(32=BMB)となる。WBO王者はアンソニー・オラスクワガ(25=米国/帝拳)だ。アヤラは「私が魅力を感じるのは統一戦だ。興行的にも最良の選択だと思う。ただの選手ではなく、同じ世界王者と対決するのだから。4つのベルトを統一してこそ、目指すベき本当の王者になれる」と王者対決を熱望した。 フライ級最強は誰かと問われると「1番強いのは拳四朗選手」ときっぱり。アヤラは今年8月、デーブ・アポリナリオ(フィリピン/大橋)との王座決定戦を制し、新王者となったばかり。「他団体王者からベルトを奪うのは非常に困難なことだ。より困難を極めるのが、日本人の2人。しいて言うなら拳四朗選手だ」と警戒していた。