乃木坂46梅澤美波&久保史緒里「強くなったよね」2人旅で見せた“素直な気持ち”言い合える愛おしい関係<乃木坂、逃避行。>
乃木坂46のメンバーが2人きりで気の向くままに旅をするドキュメントバラエティー番組「乃木坂、逃避行。」が、7月5日(金)からLeminoにて独占配信開始。第1話は共に3期生の梅澤美波と久保史緒里が北海道へ。東京での芸能生活からひととき解放され、非日常を過ごす2人が普段テレビやライブなどではあまり見せない新鮮な表情や、同期の2人だからこそ打ち明けられる本音など、時にカメラを忘れてさまざまな姿を見せている。 【写真】文字通り「カメラを忘れて」ガラス工芸品に目を輝かせる梅澤美波&久保史緒里 ■「お揃っち」発言も リラックスした空気感で散策 同番組は、乃木坂46のメンバーがペアになって1泊2日の旅をする、オリジナルドキュメントバラエティー。毎回、“とある関係性”のメンバー2人が「いまどうしても2人で行きたい場所」を選んで旅をプランニングする。ファンにおなじみの人気ペアだけでなく、これまであまり見られなかった意外な組み合わせや、先輩・後輩の新たな組み合わせなども見どころ。番組のキービジュアルを5期生・池田瑛紗が手掛けたことも話題になっている。 初回はキャプテン・梅澤と何度もセンターを務めラジオや俳優業でも活躍する久保という、今の乃木坂46を支える2人。旅先に選んだのは北海道ということで、2人旅は朝の新千歳空港から始まった。天気は小雨混じりの曇り空で、晴れ女で知られる梅澤に久保が「(曇天なのは)これ私です!小雨女代表ですから」と自虐気味にポツリ。 晴れ女・梅澤を象徴するエピソードといえば、キャプテンに就任して初めて臨んだ2023年の「真夏の全国ツアー2023」で、8月末の神宮球場4日間公演が全て晴れという“快挙”を達成。台風シーズンでもあり何かと天候が不安定な夏の時期の神宮ライブに、梅澤の晴れ女ジンクスが功を奏したが、北海道までは神通力が届かなかったか。 そんな2人は、小樽で色とりどりのガラス工芸品に目を輝かせる。土産に選んだグラスを見て「お揃っちっぽいね」「お揃っち」とギャル語のようなワードも飛び出し、すっかりリラックスした空気感がうかがえる。その後も「まだ全然いける!」などと言いながらすし、メンチカツ…小樽のストリートでグルメを堪能してはしゃぐ2人。 ■同期だからこそ話せる“素直な気持ち” 梅澤といえば乃木坂46きってのグルメ女王でもあり、ジャガイモ、ウニ、肉料理と食に造詣が深いところを冠番組「乃木坂工事中」(テレ東系)などで見せてきたが、久保も自宅にメンバーを招いて「餃子パーティー」を開催する料理の腕を持つ。今回は餃子こそ登場しなかったが、グルメ女王・梅澤に付いて行く久保の健啖ぶりからも、彼女たちの食へのこだわりが日頃の活力になっていることがうかがえる。 雲海が望めるトマムのリゾートホテルに着くと、鍋を囲んでしんみりと2人の本音がにじみ出てくる。イメージが大切な芸能界で生きてきたことを、「本当の自分が分からなくなる」「外に向けるメッセージとして、一回言葉を飲み込むっていう。梅は特に、何を言うにもキャプテンっての先走っちゃうから、それってすごいしんどいことだと思う」と語る久保に、「(お互いに)強くなったよね」と返す梅澤。同期にしか言えない、加入してから8年間の本音を素直に言い合える関係もいとおしい。 グルメな2人のおかげでおいしそうな北海道グルメもたっぷりと映し出される初回。次回配信の第2話ではさらに、北海道の自然を満喫する梅澤と久保が見られるという。さらにオフモードになっていく、8年間の戦友2人の素顔が垣間見えるのもこのシリーズの面白さだろう。 ◆文=大宮高史