前夜祭だけじゃない!?愛知・津島市と愛西市で600年以上続く「尾張津島天王祭」の神事「朝祭」選ばれし一番鉾に密着
高難易度の伝統泳法で見事で無事成功なるか?
午前9時、「市江車」は出航。約6万人のギャラリーが見守る中、ついに「市江車」が姿を現し、「津島五車」も合流しました。鉾持ちは布鉾を手に取り、順番を待ちます。 一番鉾・永井さんが船の先に立つと、池の水で体を清め、胸を張って飛距離もある美しい飛び込みを見せました。流れるような手つきで鉾を頭へ乗せ、伝統泳法を披露。戦国武将も見たという「朝祭」を、そのまま伝える見事な泳ぎです。 永井さんの背中を追うように、10人の鉾持ちが池の水面に整列。その後400mを走りながら道を清め、鉾持ちたちはそれぞれの役割を終えました。一番鉾としての務めを成し遂げた永井さんは…。 (一番鉾・永井祐次さん) 「無事に終われたのが、何よりよかった。僕がいなくなっても大丈夫。他のメンバーが、どんどん台頭して、脈々と受け継がれていってほしい」 今回の「ベストオブOMATSURIちゃん」は、一番鉾を務めた永井さんに決定。彼の顔には役目を終えて安堵した気持ちがにじみ出ていました。 CBCテレビ「チャント!」8月7日放送より
CBCテレビ