【秋田県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 「滝の湯」全国でも珍しい“滝の天然露天風呂”
◆七夕絵どうろうまつり
「七夕絵どうろうまつり」は湯沢市の夏の風物詩。徳川治世の時代から約300年の歴史を持つ伝統的な祭りで、8月5日から7日までの3日間、各家には5色の短冊や吹流しなどを吊り下げた青竹が門前に飾られる。また、通りには浮世絵美人が描かれた大小百数十基の絵どうろうが下げられ、市内を華やかに彩る。 日暮れ時、色彩豊かな絵どうろうに一斉に灯りが灯されると、宵闇に優雅な絵が浮かび上がり、その美しさが観衆を魅了する。 また、期間中はプロジェクションマッピングや七夕おどり、稲庭古城太鼓などのさまざまな催しが行われ、県内外から多くの観光客が訪れる。 開催日:2024年8月5日(月)~7日(水) 七夕絵どうろうまつり(たなばたえどうろうまつり) 所在地 秋田県湯沢市街(柳町、大町ほか)
◆千秋花火
「千秋花火」は、秋田市民の有志で結成したNPO団体「あきた元気倶楽部」が主催する民間花火プロジェクト。 秋田市中心市街地で開催され、千秋公園二の丸から打ち上げられたスターマインや芸術玉など約3,000発の花火が、県都の夜空を彩る。 市街地ゆえに打ち上げ花火も、お堀からの吹上花火やナイアガラの滝も、会場から間近で見られるため迫力満点! また、花火と竿燈がコラボしたレアな光景は、ここでしか見られない。 開催日:2024年9月16日(月・祝) 千秋花火(せんしゅうはなび) 所在地 秋田県秋田市中通1丁目エリアなかいち周辺
◆大湯環状列石の夕日
環状列石とは、石を環状に配置した縄文時代の遺構のこと。「大湯環状列石」は万座環状列石と野中堂環状列石の2つの環状列石を中心とした約4,000年前の縄文時代の遺跡だ。 大小の川原石をさまざまな形に組み合わせた複数の配石遺構を、輪のような形に配置した環状列石や、その周りを取り囲むように同心円状に配置された掘立柱建物、貯蔵穴、土坑墓など、数多くの祭祀遺構が見つかっている。 2つの環状列石の中心と、それぞれの輪の中にある日時計状の組石は、夏至の日没方向にほぼ一直線上に並んでおり、ゆっくりと沈む夕日が照らす神秘的な遺跡の情景が、縄文人の自然との関わり方を感じさせてくれる。 大湯環状列石の夕日(おおゆかんじょうれっせきのゆうひ) 所在地 秋田県鹿角市十和田大湯字万座45