【箱根駅伝】立大、監督不在期間乗り越え予選会トップ通過 63年ぶりのシード権獲得目指す
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する立大が15日、埼玉県新座市の新座キャンパスで記者会見を開いた。55年ぶりに出場した2023年の第99回大会から3年連続30度目の出場で、1962年以来63年ぶりのシード権獲得に挑戦する。 現チームは監督不在で始動した。昨年10月に上野裕一郎前監督が電撃解任され、今年4月に駒大コーチだった高林祐介監督(37)が就任。それまでは選手がメニューを組んで練習に励んできた。主将の安藤圭佑(4年・豊川)は「どん底を乗り越えたチームだからこそ、自信を持って箱根駅伝に臨める。目標のシード権獲得を達成して引退したい」と意気込んだ。 高林新監督のもとで5月の関東インカレで入賞者を出して手応えをつかむと、10月の箱根駅伝予選会はトップ通過。初出場した11月の全日本大学駅伝で7位に入ってシード権を得た勢いのまま、箱根駅伝本選を戦う。
中日スポーツ