移植医療の繋がり広げる、ナナちゃん「グリーンリボン」をPR。全国各地の名所でも
世界的な移植医療のシンボルマーク「グリーンリボン」。毎年10月の臓器移植普及推進月間に合わせ、東京タワーや神戸ポートタワー、さっぽろテレビ塔などでグリーンライトアップが行われている。名古屋でもその運動をPRするため、「ナナちゃん」がグリーンのコスチュームを装った。 グリーンリボンキャンペーンは、移植医療によって救える命について理解し、臓器提供の意思表示の大切さを伝えるもの。「成長と新しいいのち」を意味するグリーンをシンボルカラーに移植医療の重要性を訴え、全国各地の名所などでこの運動に賛同するグリーンライトアップも行われている。 名駅の「ナナちゃん」では、今月22日よりグリーンのコスチュームを装い、右手に「意思表示が移植医療の希望になる」と書かれた看板を持ってPR。周辺を歩く人らが新たなナナちゃんのコスチュームに注目し、携帯電話のカメラで撮影する姿も見られた。千葉から来たという女性観光客は「ナナちゃんを初めて見たが、(目立つので)すぐにわかった。グリーンリボンのことは知らなかったので、これをきっかけに移植医療について考えてみたい」と話しながら記念撮影を楽しんでいた。