田中碧に新たなライバル?元アーセナルMFにリーズ加入の可能性…中盤2人離脱でトライアル中か
元アーセナルMFフランシス・コクランは、田中碧の所属するリーズでトライアルを受けていると『Team Talk』が報じた。 主将のMFイーサン・アンパドゥとMFイリア・グルーエフの負傷により、中盤の台所事情が手薄となっているリーズ。現在同クラブは中盤の補強を模索していることが伝えられており、今月には元クリスタル・パレスMFシェイク・クヤテと元バーンリーMFジャック・コークを獲得候補に挙げていたという。しかし、前者はトライアル合格後にメディカルチェックで問題が起きて契約に至らず、後者はバーンリーでコーチに就任したために補強は成立しなかったようだ。 田中碧の市場価値はいくらまで上昇?日本代表の最新市場価値ランキングTOP20 そのような状況下で、白羽の矢が立ったのがコクランのようだ。元フランスU-21フランス代表MFは、現在33歳。アーセナルでは2008年から10年間を過ごし、複数のレンタルを経て2018年にバレンシアへ移籍。2020年からビジャレアルでプレーした後、今夏に退団してフリーの状況が続いていた。 『Team Talk』によると、コクランは既にトライアルに参加しており、リーズは契約を検討していると模様。一方で、現時点ではコクランはリーズにいる数人のトライアルリストの1人に過ぎず、ダニエル・ファルケ監督が移籍を許可するかどうかを待っているという。指揮官は、どのトライアル選手が最も適応するかを見極めようとしていると伝えられている。 なお、ファルケ監督は記者会見で中盤の補強について「我々は与えられた選択肢を深く検討しなければならない。選手のネームバリューではなくて、プロフィールや現在何ができるかが重要。ただ、リーズと契約していない選手については話さない」との言及に留めている。 2年連続でチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)を戦うリーズは今季、第9節終了時点で4勝4分1敗。昇格プレーオフ出場圏内の5位につけている。