【ジャパンC】ファンタスティックムーンのシュタインベルク師「星に手伸ばす感じ」/一問一答
華々しく最後を飾る-。ジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)に出走するドイツ馬ファンタスティックムーン(牡4、S・シュタインベルク)を管理するサラ・シュタインベルク師が21日、東京競馬場で共同会見に出席した。23年独ダービー、24年バーデン大賞でG1・2勝。同馬は今回がラストランとなる。【取材・松田直樹】 ◇ ◇ ◇ -ジャパンC参戦の経緯 今年が最後のシーズンになります。前走の凱旋門賞では良い成績を得られませんでしたが、良馬場が期待できるジャパンCなら勝負になるかと思い、参戦を決めました。 -来日してからの調整について ヨーロッパから長旅をしてきましたが、短期間で新しい環境に順応し、調子も状態も非常にいいです。 -芝には入らず、ダートでの調整が続く 本国で最終的な仕上げをしてきたので、調教で芝コースでの調教はしていません。この馬は慎重に取り扱わなければならない馬なので、何よりリラックスできることが重要です。 -対戦相手の印象は 非常に強い馬がそろうことで有名なジャパンCですが、速いペースのレースを得意とする馬。強みである末脚を発揮できたら可能性があると思います。優勝できるかは星に手を伸ばすような感じにはなりますが、楽しみです。ヨーロッパ勢も強いですが、ただただ良い状態で送り出すことに力を入れています。