避妊目的で使用される「子宮内避妊用具」の挿入手術を受ける動画を公開した女性たちの訴え「術中に気を失った」「これまで味わった中で最悪の痛み」
子宮内に挿入する小さな器具で、避妊を目的として使用される「子宮内避妊用具(IUD)」。避妊成功確率が99%といわれており、若者の間で利用する人が増えているものの、挿入手術の際に伴う痛みについては知らない人もいるはず。 【動画】想像を絶する痛み!? 「子宮内避妊用具」の挿入手術を受ける女性たちの様子 ここ数年、IUDの挿入手術を受けた女性たちがいかに痛みを伴うものであるかという認識を広めるために動画を投稿し、注意喚起をしている。 ※本記事は、個人の感想に基づいたものです。
挿入手術の痛みについては知らされていない?
ある日の友人との会話で、互いにIUDの挿入手術を受けることを知ったマロリー・タットマンさん。『USA TODAY』によると、避妊のためにIUDを使用する若者が増えていることから、二人とも特に不安はなかったという。 しかし、先に挿入手術を受けた友人から電話があり、どれほどの痛みがあったかを訴えられたものの、マロリーさんは彼女が大げさに言っているだけだと思っていたそう。そのため“痛みに強い”と自負しているマロリーさんは、その証拠として挿入手術時の様子を撮影することに。 後日、TikTokにそのときの動画を投稿したマロリーさんは、2024年11月13日時点で19万8,000もの「いいね!」を獲得しており、コメントは3,600件以上も届いている。マロリーさんと同じく痛みを経験した女性も多く、IUDの挿入手術はいかに痛みを伴うものであるかという認識を広めた。
IUDの挿入手術の痛みについて発信した理由
ニコルさんは当初自分のために撮影を行なっていたが、 自分の経験をオンラインでシェアすることで、このような痛みを伴う処置に注意喚起をしたいと考えたという。 「あれだけの痛みを経験したことが信じられませんでした。でも届いたコメントのほとんどは、IUDの挿入手術がどれほど痛いかという内容だったのです。古い動画ですが、いまだに『IUDを挿入する予定です。どれくらい痛いですか?』といったコメントが届きます」 ニコルさんによると、手術前にどれほどの痛みがあるかと担当医に聞くと、痛みはなく不快なだけだと言われたという。しかし実際には、動画の通りの強い痛みを感じ、仕事を休まなければならず、さらに体調も悪かったため自宅までの運転もできなかったそう。 またマロリーさんの場合は、手術後に混乱してしまい、他の人が同じような経験をしていないか知りたいと思い、動画を発信することに。