日本上陸は2025年中⁉︎ 上陸が待ち遠しいフォルクスワーゲンのピュアEVミニバン新型「ID.バズ」ってどんなクルマ?
全長は4712mmで大人5人がゆったりと座れるBEVミニバン
フォルクスワーゲンの電動化戦略は、2019年11月に欧州で登場した「ID.3」から始まり、「ID.4」、「ID.5」、そして「ID.バズ」へと進化を遂げてきました。 【画像】ついに2025年に日本でも登場予定! フォルクスワーゲン新型「ID.バズ」を見る(30枚) ID.3が「ゴルフ」のBEV版と位置付けられるなら、ID.バズは、1950年に初代モデルが発売され、日本では「ワーゲンバス」、アメリカでは「マイクロバス」、ヨーロッパでは「ブリー」の愛称で親しまれてきた往年の名車「タイプ2」をデザインモチーフとした現代版BEVミニバンです。 ID.バズは全長4712mm×全幅1985mm×全高1937mmで、ホイールベースは2988mmというボディサイズにまとめられています。基本的なデザインはスクエアで、広いキャビン空間を確保しつつ、フロントウィンドーをノーズ側に強く傾斜させることで衝突安全性を確保しています。SUVクロスオーバーのID.4よりもヒップポイントが26cm高く、広大なフロントウインドーからの視界は非常に良好です。 また、フォルクスワーゲンのBEV専用プラットフォーム「MEB」を採用しており、車両全体がフラットなスケートボード構造となっています。そのため、センタートンネルがなく、5名フル乗車時でも広々としています。 さらに、リアには1121リッターもの大容量ラゲッジスペースを確保します。広いリアゲートの開口部により、フルサイズのスーツケースも容易に積載可能です。 標準モデルのID.バズは、リアアクスルに最高出力204馬力・最大トルク310Nmのモーターを搭載・最高速度は145km/h、0-100km/h加速は10.2秒となります。 ID.バズは、レトロでありながら最先端技術を搭載した革新的なBEVモデルで、フォルクスワーゲンの持つ伝統と未来を結ぶ一台です。 2025年の日本上陸に向けて、詳細なスペックや販売計画の発表が待たれる中、ID.バズはフォルクスワーゲンの電動化戦略を象徴するモデルとして、国内市場に新たな風を吹き込むことでしょう。
VAGUE編集部