「財政難に陥った」大谷翔平のドジャース、後払い契約にまさかの落とし穴が!? 米メディア「過剰すぎると…」
ロサンゼルス・ドジャースは昨オフの大谷翔平選手に続き、今オフも後払い契約でブレイク・スネル投手を獲得した。多くの批判が集まる後払い契約について、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が危惧している。米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』のバレンティナ・マルティネス記者が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ドジャースは大谷と7億ドル(約1092億円)の契約を結んだ際、97%の金額を後払いとした。多くの選手に後払い契約を提示することに批判の声もあがっているが、アンドリュー・フリードマン球団社長は「私たちは、非常に熱狂的なファンに報いているだけだ」と語っている。 また、山本由伸投手が後払いではない条件で12年総額3億2500万ドル(約507億円)の契約を結んだことから、フリードマン球団社長は「後払いは単なる手段に過ぎない。我々は後払いなしの契約も結んでいる」と答えた。 ドジャースの後払い契約について、マンフレッド氏は「ある時点で、繰り延べは問題になる可能性がある。歴史的にアリゾナ・ダイヤモンドバックスが過剰な後払いの結果、財政難に陥った。そのような問題を避けるために、繰り延べ補償の資金調達に関する規則を強化した。しかし、金額が大きくなればなるほど、懸念も大きくなるのは明らかだ」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部