独首相、プーチン氏と協議前向き 戦争終結「あらゆること模索」
【ベルリン共同】ドイツのショルツ首相は16日、連邦議会での演説で、ロシアとウクライナの戦争終結に向け、ロシアのプーチン大統領との話し合いに前向きな姿勢を示した。「ウクライナの頭越しや同盟国の合意なしに決定が下されることは決してない」とも強調した。 ショルツ氏は、ウクライナへの支持は明確だとした上で「戦争がいつまでも続かないようにするために、あらゆることを模索しなければならない時が来た」と述べた。 ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ショルツ氏に「勝利計画」を説明。欧米の支援を得て軍事的優位を固めてロシアを交渉の席に着かせ、ウクライナ主導で和平を受け入れさせることが狙いだとされる。