山崎賢人、“今年輝かせたいもの”は『皆さまの笑顔』主演映画に手応え「やれることは全部やりました!」
俳優の山崎賢人が、1月10日に都内で開催された主演映画「ゴールデンカムイ」完成披露舞台あいさつに登場。山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、高畑充希、木場勝己、玉木宏、舘ひろし、久保茂昭監督と共に公開を直前に控えた心境や、撮影エピソードなどを語った。 【写真】大歓声の中でランウエーを歩き、ファンに手を振る山崎賢人 ■「ゴールデンカムイ」とは? 累計発行部数2500万部を超える野田サトルの同名コミックを実写化した本作は、明治末期の北海道を舞台に、“不死身の杉元”の異名を取る元陸軍兵・杉元佐一(山崎)がアイヌの少女・アシリパと共に、莫大なアイヌの埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅するサバイバル・バトルアクション。 公開まで10日を切ったところで、完成披露試写会を迎えた現在の心境について山崎は「長い時間をかけてみんなで愛情を持って、リスペクトを込めて作ってきたこの作品が皆さんに見てもらえるということで本当にワクワクしています。見て面白かったら広めてもらいたいです…それに尽きます!やれることは全部やりました!」と力強く明かす。 また、極寒の北海道での撮影を振り返り「北海道に実際に撮影で行かせてもらって、自分自身雪の中でのアクションだったり、寒さを感じながらご飯を食べたり、とにかく北海道に行ったからこそ出せたものがたくさんあって。自然の雄大さもそうですけど、北海道の魅力がたくさん詰まった映像になっていると思います!」と手応えを感じている様子。 今作では玉木演じる第七師団の中尉・鶴見の“狂気”を感じる姿も注目を集めているが、山崎は「現場で玉木さんとお会いするときは、額当てもあって完全に鶴見中尉の姿だったので、玉木さんと話しているのか、鶴見中尉としゃべっているのか(笑)。現場の時は鶴見中尉としての緊張感がありましたね」と、玉木との撮影を振り返る。 ■玉木、山崎の印象は「いい意味ですごくふわふわしている(笑)」 一方、玉木は山崎の印象について「いい意味で、すごくふわふわしているんですけど(笑)。ものすごく大変なことをやっているのに、周りに大変だと思わせないでやりきってしまう。力の抜けた感じはすごく素晴らしかった。それは山崎くんにしかできないことなのかなと」と絶賛すると、山崎は照れくさそうに聞いていた。 新年早々のイベントということで、代表して山崎と山田が“今年輝かせたいもの”について発表することに。まず山田が「水回り…。水回りをきれいに輝かせていられるような心の余裕のある2024年を送りたいと思っています」と、なかなかシブい発言を。 そして山崎は、少し考えた後「皆さまの笑顔を見たいなと…。『ゴールデンカムイ』を見て、皆さまが輝いている姿というのを見たいなと思っております」と、“座長”として完璧な回答で締めた。 映画「ゴールデンカムイ」は、1月19日(金)より全国公開。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC) ※山崎賢人の「崎」は、タツサキが正式表記 ※柳俊太郎の「柳」は、木へんに夘が正式表記 ※アシリパの「リ」は、小文字が正式表記