地震・豪雨 復興関連工事の事故防止へ 安全パトロール 石川・輪島市
能登半島地震や記録的な豪雨で大きな被害を受けた石川県の奥能登エリアの各地では復興関連の工事が進められています。こうした中、労働災害の防止を目的としたパトロールが、輪島市で行われました。 【写真を見る】地震・豪雨 復興関連工事の事故防止へ 安全パトロール 石川・輪島市 奥能登地区では急ピッチで復興関連の工事が行われていますが穴水労働基準監督署管内では豪雨による土砂崩れや倒木の撤去作業中の事故で2人が死亡するなど9月末までに労働災害が28件発生し2023年の同じ時期と比べ3.5倍に上っています。 こうした中、北陸地方整備局や復興工事関係者などで構成される協議会のメンバー19人が労働災害防止のため地震と豪雨で斜面が崩れた輪島市にある河原田川上流の工事現場を訪れ安全対策などを確認しました。 ■労働基準監督署「震災・豪雨で労働災害が非常に増加」 穴水労働基準監督署 光谷正樹署長 「正月の震災以降、9月の豪雨も受けまして、労働災害が非常に増加している。決められた事を着実にやっていく事が結果的に早期の復興に繋がるという意識を皆さんに持って頂きたい」 協議会では今後も安全パトロールを行い事故防止を徹底していきたいとしています。
北陸放送