バイデン氏、トランプ氏との舌戦で苦戦 米大統領選第1回討論会
一方、バイデン政権下でホワイトハウスの広報部長を務めたことのあるケイト・ベディングフィールド(Kate Bedingfield)氏はCNNに対し、大統領にとっては「非常に残念な」夜となったが「仕方がないと思う」と語った。
■バイデン氏の支持者は「懸念」
CNNの世論調査によると、討論会を視聴した人の67%がトランプ氏の勝利と考えていた。
民主党は8月の党大会でバイデン氏を正式な候補として指名する。バイデン氏自身が辞退しない限り、大統領選へ向けて軌道修正する方法はほぼない。
米プリンストン大学(Princeton University)の歴史学者ジュリアン・ゼリザー(Julian Zelizer)氏は、バイデン氏の支持者は「非常に懸念している」とし、今回の討論会でバイデン氏は「自らに付きまとう世間一般の見方をさらに固めてしまうような結果を残した」と述べた。
サンフランシスコで開かれた討論会観戦会に参加していた支持者の一人は、バイデン氏に投票すると言う。しかし、「彼の言うことは一言も理解できない。悲しくないですか?」とAFPに語った。 【翻訳編集】 AFPBB News