【スプリンターズＳ・一夜明け】ＧⅠ初制覇のルガルは穏やかな表情 「自分の家に帰ってきたという感じ」
［ＧⅠスプリンターズステークス＝２０２４年９月２９日（日曜）３歳上、中山競馬場・芝外１２００メートル］ ＧⅠスプリンターズＳを制したルガル（牡４・杉山晴）は、３０日の午前０時半頃に栗東トレセンの自厩舎へ到着。本番で走り切って、馬運車の中ではおとなしかったという。「自分の家に帰ってきたという感じ。普段と変わらなくてカイ食いもいい」と担当の吉松助手は笑顔をにじませた。 前走のＧⅠ高松宮記念は、レース中に骨折していたことが判明。今回は約６か月の休養明けで臨んだだけに、レース前は不安のほうが大きかったという。ブランクを感じさせない走りを見せた愛馬を「〝うれしい〟しかない。ホッとしている。稽古もしっかり積んでいたし、馬が応えてくれて、偉い」とねぎらった。 次走は未定だが、海外も含めて可能性は大いに広がった。早世した父ドゥラメンテの産駒には珍しいスプリンターとしてのＧⅠ制覇。同助手は「（今後も）無事にいって、種牡馬になってくれたら」と結んだ。
東スポ競馬編集部
