中田英寿氏「SAKE COMPETITION」表彰式に登壇〝世界一美味しい日本〟に選ばれたのは…
世界一美味しい市販の日本酒を決める品評会「SAKE COMPETITION(サケ・コンペティション) 2024」の表彰式が12日、東京・千代田区のザ・ペニンシュラ東京で開催され、受賞酒の順が決定した。 「SAKE COMPETITION」は、表彰式にも登壇したサッカー元日本代表の中田英寿氏らが携わる日本酒のコンペで、「ブランドによらず消費者が本当においしい日本酒にもっと巡り会えるよう、新しい基準を示したい」との理念のもと2012年にスタート。市販酒のみを対象とし、審査方法は完全に銘柄を隠し、酒の中身のみで競う形となっている。 今年度は総出品数を1000銘柄として「純米酒部門」「純米吟醸門」「純米大吟醸部門」「Super Premium部門」「海外出品酒部門」の全5部門で審査を実施。「ソムリエ・シェフ賞」「最優秀酒蔵賞」といった表彰や、次世代の日本酒の造り手を応援する「ダイナースクラブ若手奨励賞」、JAL機内酒として提供される「JAL空飛ぶSAKE賞」、日本酒ソムリエアプリSakenomyが選ぶ「Sakenomy Best Brand of the Year」の各賞の授与も行われた。 今年度の各部門1位などは以下の通り。 ■純米酒部門1位 「富久長 新橋の男達(おやじ)の酒」=株式会社今田酒造本店(広島) ■純米吟醸部門1位 「楽器正宗 愛山 中取り」=合名会社大木代吉本店(福島) ■純米大吟醸部門1位 「山和 Shizukudori」=株式会社山和酒造店(宮城) ■Super Premium部門1位 「富士大観 秘蔵酒 限定大吟醸」=森島酒造株式会社(茨城) ■海外出品酒部門1位 「DASSAI BLUE Type 23」=DASSAI USA INC.(ニューヨーク) ■ソムリエ・シェフ賞 「みむろ杉ろまんシリーズ DioAbita」=今西酒造株式会社(奈良) ■最優秀酒蔵賞