【富裕層の特徴】元証券マンが「お金持ちとそうでない人の特徴一覧」を解説。お金持ちは金融リテラシーが高い?
お金持ちは金融リテラシーが高い?
筆者は証券マンとして多くのお客様と接してきましたが、豊富な資産を有している人ほど「金融リテラシー」が高い傾向にあると感じています。 今回は、多くのお客様と接する中で感じた「お金持ちとそうでない人」の特徴について、以下の表にまとめました。 ●お金持ちの特徴 ・資産運用の重要性を理解している ・リスク管理のスキルが高い ・税務知識が豊富 ・金融教育への関心が高い ・最新の金融知識をアップデートしている
お金持ちではない人の特徴
・資産運用の知識がない ・投資のリスクを過度に恐れている ・税務知識が乏しい ・金融教育への関心が低い ・最新の金融知識や市場の動向に疎い もちろん、すべての富裕層が必ずしも金融リテラシーが高いとは限りませんし、資産が少ない人の中にも金融リテラシーが高い人はいます。 しかし、筆者が出会った富裕層の方々は、少なくとも資産運用の重要性を理解しており、お金に関する豊富な知識をお持ちでした。 市場のトレンドや経済ニュースなどにも敏感で、金融教育に対しても積極的な人が多かったように感じます。 また、豊富な資産を有する人ほどお金の管理が細かく、無計画に散財している様子はありませんでした。
富裕層を目指すなら「金融リテラシー」を高めよう
裏を返せば、金融リテラシーを高めることで富裕層の仲間入りができる可能性があるということです。 金融リテラシーを高めるには情報収集や学習が必要不可欠ですが、最近は動画サイトで有益な情報を得られることも多いので、スキマ時間に学習するのがおすすめです。 他には、専門書を読んだり、金融教育のセミナーに参加したりするのもよいでしょう。 現在、円預金だけでは資産を増やすのが難しい状況なので、資産運用の知識を身に付けることが必要不可欠です。 資産を増やす手段が必ずしも資産運用である必要はありませんが、富裕層を目指すための需要な要素の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
・野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」
加藤 聖人