《映画監督・安藤桃子さんが指導》四万十市・東中筋小学校5・6年生が短編映画作り【高知】
高知さんさんテレビ
四万十市の小学生が友情や故郷の魅力をテーマにした映画づくりに挑戦中です。11月末の公開に向けて最後の仕上げに取り掛かっています。 四万十市の東中筋小学校は今年初めての取り組みとして先月から5・6年生14人が10分ほどの短編映画を作っています。講師は「地球のこどもビジョン」代表で高知在住の映画監督・安藤桃子さんです。 子どもたちは手伝ってもらいながらトータル3日間で台本作りから撮影・編集までを行い、18日一回目の試写会を行いました。 映画は東中筋小に来た転校生が主人公。友達との仲を深めながらツルが飛来する豊かな自然など地域の良さを知っていくストーリーです。子どもたちは映像を見て撮り直しのシーンを決定。安藤さんから演技指導を受けながらみんなで力を合わせて撮影を行いました。 撮り直し… 「用意スタート!(パン)」 「きみらの想像を絶する大都会から来ました。”みっちー”ことはるみちです」 「カット!」 「いいんじゃないですかどうです?監督!」 「良かったです」 主演俳優・三木玄琥さん(5年): 「なんか面白いとか楽しいなと思ってくれたらうれしい」 助監督・遠近海月希さん(6年): 「大きさとかも良かったし、編集で面白い部分も増えたなと思いました。最後のところを見て、夢をみんなで諦めてほしくないなと思います」 映画づくりの講師・安藤桃子監督: 「映画と関わることで自分のキラリと光るものに気づく。自分を信じる気持ちだったり、肯定する気持ちだったり、自分の大好きってものが笑顔と共に咲いていくって いうのが目の当たりにさせてもらってて素晴らしいです」 子どもたちが作った映画は11月30日の「つるの里祭り」で上映される予定です。 実は安藤桃子さんは来年新しいプロジェクトをスタートさせます。 アジア最大級と言われる国際短編映画祭の主宰者・俳優の別所哲也さんとコラボし、子どもたちが世界のショートフィルムを鑑賞して感性を育む「キネマスペースギャザリング」です。 高知市の映画館キネマMや県内各地の小学校などで展開していきたいと意気込んでいました。
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