紙灯籠に「がんばろう能登」「日常が戻ってきますように」…輪島で午前0時に黙とう
能登半島地震や記録的な大雨の被害を受けた石川県輪島市町野地区の仮設住宅団地で1日午前0時、住民らが黙とうをささげた。 【写真特集】能登半島地震から1年
地元の有志団体や住民らが日付の変わる前から、「がんばろう能登」や「日常が戻ってきますように」などとメッセージが記された約900個の紙灯籠を「1・1 NOTO」の形に並べた。灯籠の灯火(ともしび)は阪神大震災の犠牲者を悼んでともされているガス灯「1・17希望の灯(あか)り」から分灯された。
仮設住宅で暮らす会社員男性(46)は「知り合いにも犠牲になった人がいるので、心安らかになってくれることを祈った」と静かに話した。