大谷翔平が7日(日本時間8日)敵地タイガース戦でDH復帰濃厚!
エンゼルスは6日(日本時間7日)、大谷翔平(24)が7日(日本時間8日)に敵地のデトロイトでチームに合流すると発表した。同日に行われるタイガース戦でのDH出場が濃厚。大谷は、昨年10月に右肘のトミージョン手術を行い、今季は打者としての復帰に専念するため、懸命にリハビリメニューを消化してきた。 米国メディアもさっそく大谷復帰決定のニュースにとびついた。 地元紙であるオレンジカウンティ・レジスター紙は「大谷が火曜日にデトロイトでエンゼルスに合流」との見出しを取り、「トミー・ジョン手術からのリハビリで1か月以上シーズンを欠場してきた大谷のプレーする準備が整った。大谷は火曜日にデトロイトでエンゼルスに合流し、彼がプレーする準備が整っているか判断するための診断を受けると、ビリー・エプラーGMが月曜日に声明を発表した」と伝えた。 記事は「エンゼルスは、大谷を必ず出場させるとまでは言わなかったが、もし確実に準備が整わない中でチームが彼をデトロイトに送ったとすれば驚きだろう。大谷は、この数週間でマイナーリーグの投手を相手に試合形式で、スプリングトレーニングの数に近い50打席以上に立った」と紹介。「彼の復帰が、差し迫っているように見える中、エンゼルスのチームメイトは彼が打線の中軸に再び加わる意味について熱く語ってきた」とし、コール・カルフーン外野手のコメントを掲載した。 「彼は新人王だ。彼が去年何をしてくれたか、そして今、彼は1年の経験を得たということを自分たちは理解しなければならない。彼はこのチームを絶対に助けてくれる選手だ。大谷のような選手が復帰してくれるのは本当にうれしい」 CBSスポーツは「エンゼルスは火曜日(7日)の試合前に大谷の状態を査定する予定でいる」と報道。同記事によると、すでに50打席の打撃練習を終えた大谷は、実戦復帰する前に右肘の再検査を行い、その診断で異常がなければ、火曜日(7日、日本時間8日)のラインアップにエンゼルスのDHとして入ることが可能になる」という。 ロサンゼルス・タイムズ紙は「大谷が復帰することで確かなことが1つある。2018年のアメリカン・リーグ新人王がチームの打線を変えるということだ」と、大谷の復帰を大歓迎する記事を発信した。 記事は「エンゼルスは、5日の試合前にチーム打率は2割4分2厘でリーグで下から10番目、ア・リーグでは下から3番目に悪い。これは大谷が昨年に故障していた6月7日から7月3日までの23試合でチーム打率2割2分6厘、出塁率2割9分7厘だった時よりもまだいい数字ではある。だが、これはすぐに変わるかもしれない」と紹介。 「大谷はエンゼルスの先発ラインアップにエネルギーをもたらすだろう。打順で中軸に入り、今シーズン2番に固定され、リーグ最多の30四球を引き出しているマイク・トラウトの助けとなる」と続けた。 さらに「大谷はすでに試合形式で50打席に立ち、左投手、右投手とも対戦し、トミー・ジョン手術のリハビリの停滞は今まで一度もなかった」と、復帰へ向けての調整が順調に進んだことを明らかにした。 また「エンゼルスはまた大谷の走塁にも注意を払っている。彼は数週間前に10月に手術をした右ひじに保護サポーターを付けていた。エンゼルスは、大谷にスライディングと走塁を教え始めた」とも紹介。 エプラーGMは「彼はマウンドと打席で成し遂げたことで新人王になった。だから彼がラインアップに入ることはチームに良い影響をもたらしてくれる」と大きな期待を寄せている。