GW後半 鎌倉駅で混雑緩和へ「徒歩移動」呼びかけ マナー違反相次ぎ“BBQ禁止”の区域も
番組スタッフの計測では、徒歩の方が8分早く到着しました。(徒歩ルート:約28分30秒/電車ルート:約36分30秒) その後も大混雑となっていた駅。電車を利用したという観光客は… 電車ルートの観光客 「人混みは電車が多いけど、涼しい方を選んでしまう。お寺回るのにも、たくさん歩かなきゃいけない。体力温存」 徒歩で来たという人は… 徒歩ルートの観光客 「歩いて来られない距離じゃない。街並み見ながら、お店見たりとか。電車よりもよかった」 徒歩移動を推奨する実証実験は、4日も行われます。
観光地はどこも人であふれるゴールデンウイーク。栃木県鹿沼市では、のんびり自然の中に身をおいて過ごす人も。鹿沼市を流れる清流・大芦川は、地元の人にとっては自慢の川です。 自然保護活動などを行う「大芦川自然クラブ」 関谷忠一代表 「いろんな川で鮎(アユ)釣りの大会やってきたが、どこにいってもこの大芦川は負けない」 しかし… 釣り人 「バーベキューをやったり、水遊びやる方がたくさん増える。そのバーベキュー(の道具)をそのまま置いて帰ってしまう」
大芦川流域にはゴミが捨てられ、バーベキューで使ったのか、焼き台もそのまま放置されていました。 そこで鹿沼市は、住民の生活環境と自然を守るため、3日から大芦川流域の一部の区域で、バーベキューや花火などの行為を、条例で禁止にしました。(BBQ・花火などの“禁止条例”期間:5月3日~6日/7月6日~9月30日) 禁止行為をした場合、1人あたり最大5万円の過料を科すということです。
3日からパトロールも始めた鹿沼市。すると早速、見つけたのは… 監視員 「こんにちは、市役所です。ここはバーベキューできないんですよ」 バーベキューをしていた人 「だめですか?」 監視員 「だめなんです」
禁止区域でバーベキューをしていたグループです。 監視員 「このままバーベキュー続けると、過料、お金取られちゃうので、すぐ片付けてください」 バーベキューをしていた人 「やめる」 監視員 「やめればお金大丈夫だから」 バーベキューをしていた人 「やめる。絶対やめるから」 監視員 「すぐに火も消して、片付けにうつるところも確認しました。今回は口頭指導というかたち」 天候にも恵まれる予想のゴールデンウイーク後半。その土地のルールを理解した行動が求められます。