巨人・山崎伊織、連敗ストッパーの真価発揮だ!23日の中日戦先発、地方球場の対応も自信「いつもと同じ流れで」
巨人は23日に茨城・ひたちなかで中日戦に臨む。地方球場に好相性で、昨季は連敗ストッパーとして活躍した山崎伊織投手(25)が、9連戦初戦に先発する。 チームの流れを変えるべく、山崎伊が堂々とマウンドに上がる。G球場でキャッチボールや短距離ダッシュで調整してから茨城へ移動した右腕は「引き分けを挟んで連敗してますけど、しっかり先発として頑張りたい」と強いまなざしで語った。チームは引き分けを挟んで3連敗中。昨季は7月に5連敗、8月に4連敗を止めた経験がある。9連戦の初戦に、連敗ストッパーが真価を発揮する。 地方球場でも対応できる自信がある。今季は9日のヤクルト戦(鹿児島)に次いで2度目のローカルマウンド。鹿児島では6回途中1失点で今季初勝利を挙げた。その試合を含め、地方での登板は通算4試合で2勝1敗、防御率2・66。「マウンドの合う合わないはあると思うけど、それでも投げないといけない。その中で自分のベストを尽くすようにしたい。特別なことはないし、いつもと同じ流れで」と冷静に語った。 今季は3試合で1勝0敗、防御率2・29。前回の中日戦は2日(バンテリンD)で、7回3失点ながらチームは延長で敗れた。「まずは先制点を取られないことが一番大事。先頭打者を出さない、長打を打たれない、カウントを悪くしない。それをしっかりやれば先制点も防げると思う」と分析。ひたちなかの巨人ファンを沸かせる白星をつかむ。(水上 智恵)
報知新聞社