スティーブ・ジョブズのような「威圧的・感情的なリーダー」は本当に生産性を高めるのか?
「理性的に怒る」必要がある
「信憑性」についての議論はどうでしょうか。偉大なリーダーは本物で信頼できます。偉大なリーダーは負の感情を隠すことはありません。しかし、コントロールと抑制をとってその感情を表現します。 「クライアントにはお話していることですが、」とフォスターとエバンズはこのように書いています。 見せかけではいけません。怒ってください。ただし、怒っている間は理性的であってください。 そうすれば、困難な問題に取り組みながら、プロフェッショナルな関係を維持することができます。本当の自分であり続けることと、よりベストに近い状態にいることを両立できるのです。 「そんなバカな話は初めて聞いたよ」と言うのではなく、「これがどうして良いアイデアなのか、理解に苦しんでいる。その点について話し合おう」と言ってみましょう。 イライラを従業員ではなく行動に向けることで、イライラを表現しても従業員が自分を守ろうとする意識を強めてしまうことがなくなります。 従業員エンゲージメントや満足度、コミットメント、生産性にもマイナスの影響は与えません。 Source: Amazon(1, 2), APA PsycNet Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2023 Mansueto Ventures LLC.
嶋谷和幸