指揮官としてはジェラードを一気に超えた リヴァプールでクロップの後任にふさわしいのはX・アロンソか
指揮官としてはジェラードの方がスタートは早かったが……
26日、リヴァプールの指揮官を務めるユルゲン・クロップが今季限りで退任することを表明した。 さっそくクロップの後任を探す話題が増えているが、現状の実力や経歴を考えればレヴァークーゼンを指揮するシャビ・アロンソが魅力的か。 アロンソはリヴァプールのOBであり、スティーブン・ジェラードらと2000年代のリヴァプールを支えてきた。サポーターからも愛される存在で、レヴァークーゼンで魅せているフットボールも申し分ない。攻撃的かつ守備のバランスも良く、クロップの哲学にも近いものを感じさせる。現在レヴァークーゼンはブンデスリーガ首位を走っており、ブンデス制覇とともにリヴァプールへ帰還する流れはサポーターも望んでいるものだろう。 英『FourFourTwo』もアロンソを後任にプッシュしており、同じリヴァプールのレジェンドであるジェラードとは指揮官として差がついたと綴っている。 「ジェラードがレンジャーズでスコットランドのタイトルを獲得していたとき、アロンソはまだレアル・ソシエダのBチームの監督を務めていた。この時点ではリヴァプール時代の旧友よりも遅れていたように見えたが、アロンソはジェラードを捕まえた」 ジェラードはレンジャーズでこそ結果を残したが、その後のアストン・ヴィラでは苦戦。現在はサウジアラビアのアル・イテファクを指揮しており、指揮官としては評価が下がってしまった。 展開しているサッカーの内容的にもアロンソは適任に思えるが、果たしてクロップの後任は誰になるか。
構成/ザ・ワールド編集部