現リヴァプールの “フロントスリー”は何かが足りない? サラー、マネ、フィルミーノに並ぶ3トップは完成するのか
キャラガー氏が指摘
プレミアリーグ第18節でアーセナルと対戦したリヴァプール。開始早々にアーセナルに失点を許すも、FWモハメド・サラーのゴールで同点に。 後半にはカウンターからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが決定機を迎えるも、クロスバーに嫌われてしまい、逆転勝利に至ることができなかった。天王山を1-1の引き分けに終わったリヴァプール。クラブレジェンドのジェイミー・キャラガー氏は前線に問題があると考えており、ルイス・ディアスの代わりとなる選手の獲得が必要になるかもしれない、と語った。 「リヴァプールのフロントスリーを見ると、何かがおかしい。ガクポはここに来て12カ月近くになる。輝いている部分もあるが、まだ十分とは言えない。ディアスは昨シーズンに膝を負傷した後、見る影もなくなっている。ディアスがシーズン後半を良い成績で過ごす必要があると本当に感じている。そうしないとリヴァプールは夏に左サイドで市場に参入することになるだろう。ただ、サディオ・マネとロベルト・フィルミーノが去ったことで、クオリティの面で彼らの代わりがいないように感じている」 「ダルウィン・ヌニェスがゴールという点では調子が悪いのためベンチスタートになったのはわかっているが、ヌニェスはほとんどの試合でスタメンに名を連ねなければならない選手だ。ミッドウィークのカラバオ・カップでウェストハムに勝った試合でも、彼はアシストを記録し、相手をパニックに陥らせた。たとえうまくいかなくても、誰かを追い越して走ったり、シュートを決めたりできるという感覚がある。彼はどこかで何かをやってのけることができただろう」 「我々はまだ彼に対して言い訳をしているような気がするが、リヴァプールはフロントスリーという点で今まだ正しい状態にある。サラーが1番、ヌニェスが2番、そしてフロント3には他に誰がいるだろうか?」(英『Daily Mail』より) リヴァプールにはかつて欧州最強を誇ったサラー、マネ、フィルミーノというフロントスリーがいたが、今ではサラーしか残っていない。それでもガクポ、ヌニェス、ディアス、ディオゴ・ジョタといった一流選手が名を連ねている。 ジョタは現在離脱中で、ディアスもアーセナル戦での負傷の状況が気になるところではあるが、かつての3トップに並ぶくらいのフロントスリーは完成するのか。
構成/ザ・ワールド編集部