阪神ОBが太鼓判!「馬場皐輔は、巨人中継ぎ陣の救世主になる!」 ストレート、変化球、 身体の強さ どれも一級品!
2月1日から始まったキャンプも第二クールがスタートしている。昨年、2年連続Bクラスに終わった巨人は各投手が精力的にブルペン入りをしている。 【一覧】現役ドラフト結果 その中で目立つのは、前阪神の馬場 皐輔投手(仙台育英-仙台大)。三度のブルペン入りし、チームでもトップクラスの球数を投げ込んでいる。 昨年12月9日、馬場が現役ドラフトで巨人への移籍が決定した際には、大きな話題となった。2017年、阪神からドラフト1位指名を受けた馬場は、21年の44試合登板が最多で、通算106試合、22ホールドを記録。移籍前の昨年も19試合で防御率2.45と、ドラ1としても成功ともいえる成績を残していた。 昨年、チーム防御率がリーグ5位の防御率3.39に終わり、特に中継ぎが弱かった巨人にとってぴったりな補強だったという声も多い。 実際、馬場は巨人のブルペンの救世主になれるのだろうか? 「馬場にとって大きなチャンスだと思います。機会さえあれば、活躍できると思います」 そう太鼓判を押すのは、元阪神の福永春吾氏である。馬場とは阪神で3年間、ともにプレーをした経験がある。 「彼とは仲が良いんですよ。よく彼を取材した人から『ほんわかしたキャラですね』という声を聞かれるのですが、プライベートでも本当にそんな感じ。かわいい後輩です。じつは年末、一緒に食事に行きました」 福永氏は金光大阪(中退)、クラーク記念国際を経て、2013年から関西独立リーグの06BULLSで2年間プレーし、2015年、徳島インディゴソックスに入団。アイランドリーグ屈指の速球投手として注目され、16年のドラフトでは阪神から6位指名を受けた。16年~20年まで阪神に在籍し、通算7試合に登板。阪神退団後は再び徳島でプレーし、メキシカンリーグや台湾プロ野球(CPBL)の新興球団の台鋼ホークスでプレーし、昨年で現役引退。現在は二軍投手コーチ補佐を務めている。 そんな福永氏は、馬場をこう評価する。 「先発をやっていた時期もありましたが、適性は中継ぎだと思います。150キロ台のストレートには強さがあり、加えて多彩な変化球でカウントを整えられます。そして空振りを取れる変化球も持っています。短いイニングを抑えるあらゆる要素を持っているんです。また登板数が多い中継ぎにとってとても大切な、ケガがしにくい体の強さも魅力です」