韓国・1人世帯の80%「帰宅後1時間以内にテレビつける」…同時にモバイル購買・消費も
【06月17日 KOREA WAVE】韓国の1人世帯の約80%が、帰宅後1時間以内に直ちにテレビをつけることが、通信大手KTの分析でわかった。テレビを見ると同時にスマートフォンで購買・消費活動も進めていることも明らかになった。 KTは自社IPTVであるジニーテレビとモバイルを同時に利用する世帯のうち、300万世帯を対象に利用ビッグデータを分析した。 それによると、1人世帯であるほど、年齢が高くなるほど、男性であるほど、帰宅後にテレビを早くつける傾向があり、特に80%は帰宅後1時間以内にテレビをつけた。また1人世帯を中心に調べた結果、テレビ視聴中にモバイルを活用して映像・ストリーミング視聴、ショッピング、ゲーム、音楽鑑賞などの購買と消費につながる行動が過半数を占めた。テレビ視聴中にモバイルを同時に利用しながら、テレビから受けた刺激を検索しているとみられる。 1月に開かれた2023カタールアジアカップサッカー競技視聴利用形態を分析した結果、分析対象者の中で30~40%ほどがジニーテレビでサッカー競技を視聴しながら同時にスマートフォンでユーチューブを視聴したり、クーパンでショッピングしたりした。特に、40代未満の若い世代は、ジニーテレビでサッカーを視聴しながら、スマートフォンではネイバー中継アプリで他の人々とコミュニケーションを取り、配達アプリを利用したりもした。 KTメディアプラットフォーム事業本部のファン・ミンソン広告事業担当(常務)は「テレビで情報を得てモバイルで消費する利用形態を確認できた。テレビが依然として家庭内の『ファーストスクリーン』として強大な影響力を発揮している」との見解を示した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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