一体何処を確認すればいい? 急にエンジンがかからなくなってしまった際のチェックポイントとは
急にエンジンがかからなくなってしまった場合のチェックポイント
目的地に到着し、バイクのエンジンを止めて予定を済まし、戻ってきたらエンジンがかからなくなっていたという経験をした事はありませんか? 【画像】これが「バイクのエンジンがかからない時の対処法」です!画像で見る!(10枚) 元気に走っていたはずの愛車が、セルボタンを押してもセルが回らない、もしくはセルが回っている音がするのにエンジンが始動しないなど、不安で焦ってしまいます。 つい先ほどまで問題なく走行できていたバイクのエンジンがかからない要因として、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
まずひとつ目の要因は、「キルスイッチ」を利用したことを忘れているというもの。 キルスイッチとは、エンジンを即座に停止させることができるスイッチのことで、ハンドル右側に設置されていることが多く、近年のバイクはキルスイッチ上または横に、円型の矢印マークとバツ印がついた円型の矢印マークが記されています。 バイクのエンジンは、キーをオフに回すことでも停止することはできますが、キルスイッチをバツ印が描かれた側へ入れることでも止める事は可能です。 このスイッチを使用してバイクを停車させる人はもちろん、不意に手が当たって、いつの間にかキルスイッチが入ってしまっていたという場合も少なくありません。 キルスイッチがバツ印側に入ったままでセルボタンを押しても、エンジンがかからないので、まずはこのスイッチをチェックすると良いでしょう。
続いてふたつ目の要因は、ギアが入ったままの状態であること。 近年販売されているギア付きバイクの中には、ギアがニュートラル以外に入っていると、エンジンがかからない構造になっているものも増えています。 ギアが入っていたとしても、クラッチを握ればエンジンを始動させることができるバイクもありますが、誤発進を防ぐためにも、ギアがニュートラルに入っているかを十分に確認しておくようにしましょう。
ATバイクはチェックポイント
スクータータイプのバイクの場合、3つ目の要因があります。 スクータータイプのバイクは、サイドスタンドを立てたままにしてセルボタンを押しても、エンジンを始動することができない構造であることがほとんど。 これはサイドスタンドを立てたまま発進することを防ぐシステムなので、エンジンがかからない場合はサイドスタンドの状態を確認してみるとよいでしょう。