2024年「お金」の何が変わる?年収の壁や新札、児童手当の所得制限も予習!
2024年1月から新NISAという大きな改正がありました。 多くの方々が新NISAをきっかけに、将来の「お金」に対して、ますます関心が向いた出来事だったのではないでしょうか。 【写真を見る】新しい「1万円札」「5千円札」「千円札」のデザインを見る 今年はそれ以外にも、新札の刷新、社会保険適用者の拡大、児童手当の拡充など、お金に関するイベントが盛りだくさんです。 今のうちに、お金のイベントを時系列に予習しておきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2024年7月から20年ぶりに紙幣が刷新
最近では、現金よりも電子マネーを使うという人が増えてきています。 そんな中、20年ぶりに紙幣が刷新されます。紙幣が変更される理由は、お金の偽造を防止するためです。 今までにも概ね20年毎に、紙幣デザインを新しくして、偽造されたお金が広く出回ることのないよう工夫されてきました。 7月から変更となるお札は「1万円札」「5千円札」「千円札」です。 どのようなデザインになるのか以下にご紹介します。 ●1万円札の表面は「渋沢 栄一」 新1万円札の表面は「資本主義の父」と呼ばれる渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)氏の肖像です。 裏面は、「東京駅(丸の内駅舎)」です。 赤レンガ駅舎のレトロな佇まいが美しく、多くの方々に人気の建物です。 ●5千円札の表面は「津田 梅子」 5千円札の表面は女子英学塾(現 津田塾大学)を設立した津田 梅子(つだ うめこ)氏の肖像です。 裏面には藤の花が描かれています。 ●千円札の表面は「北里 柴三郎」 千円札の表面は、「近代日本医学の父」と呼ばれる微生物学者であり教育者の北里 柴三郎(きたさと しばさぶろう)氏の肖像です。 裏面は世界的に有名な葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が採用されました。 それぞれの新札のデザインが変わりますが、それだけでなく、新たな偽造防止技術として「高精細すき入れ」、「3Dホログラム」が導入されます。 新札が発行される7月はもう間近です。 より精緻なお札を楽しみに待つことにしましょう。