横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅で消火器噴射、駅業務を妨害疑い 逮捕の男「覚えてないが多分やった」
駅構内で消火器を噴射し業務を妨害したとして、神奈川県警伊勢佐木署は3日、威力業務妨害の疑いで、東京都多摩市、とび職の男(22)を逮捕した。 逮捕容疑は、4月21日午前8時40分ごろ、横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅構内で消火器を噴射し、同駅の業務を妨害した、としている。 署によると、男は「覚えていないけど多分やった」と供述している。 男はホームに備え付けの消火器を噴射させ、まき散らかされた消火剤を火災の煙だと思った駅員が地下鉄の運行を停止させた。影響で上下線が2~3分遅延したほか、ホームの清掃作業に追われたという。 男は地下鉄に乗って現場を離れ、防犯カメラの映像を確認した駅員が約30分後に「消火器がまかれた」と110番通報。被害届を署に提出していた。
神奈川新聞社